2010年05月16日
今回の船外機トラブルについて
みなさん こんばんわ
各地でよい釣果の報告がでてますねぇ~
がうじは今週お休みで自宅にてモンモンとしておりました(つ∀`。)
先に報告しておきますが、修理に出した船外機は無事今週末戻ってきました!
修理代金についても、クレーム対応して頂きまして無償対応してもらえました。
今回は迅速な対応をしてもらい、お店の親父さん・メーカーさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。
さて、タイトルにもありますように、今回は前回釣行時の船外機トラブルについて書いてみようと思います
今回問題となった箇所ですが、やはり故障箇所はギアでした
交換した元の部品も貰ってきたので写真でUP
このギア、どこ部品かというと一番したのペラに繋がっている部分のギアだそうです
右側の小さいギアがシャフトドライブと繋がっているギア
左側の大きいギアがプロペラシャフトに動力を伝えるギア
たぶん こんな感じになっていると思います
で、一番最初の写真を見てもらえば分かるとおり、ギアの歯の部分に欠け等はありませんでした
じゃあ何が駄目だったかというと
大きいギアの内側の部分
赤枠で囲った部分が欠けてますよね
ここが原因でした
この部分がどういう働きをするかというと
まずこの部品があります
それが こうなってるらしいです
よくわかりませんよね(爆)
あまりうまく説明できないんですが
まず大きいギアにはプロペラシャフトが通っていますが、ギアとシャフトは固定されていない
要はギアは回転していても、そのままだとペラには動力が伝わらないという事です
で、こいつがプロペラシャフトと固定されており
クラッチを入れることによって
こうなる
それで、プロペラシャフトが回る仕組みになっているそうです
そこで、この部分の欠けがある為に
プロペラシャフトに動力を伝える小さい部品が滑ってしまい
結果ペラが回転しなくなるという内容でした
すいません、下手糞な説明で分かりにくいですよねw
では、何故あの部分が欠けてしまったのか
考えられる原因は以下の通りです
1.エンジンが高回転時にクラッチを入れてしまう
2.アイドリング状態でエンジンの回転数が高い
3.ゆっくりとクラッチを入れる
1.2.については同じですね。
ギアの回転が速い状態でクラッチを入れると、その衝撃に耐え切れず欠けてしまうという事ですね
3.は完全にクラッチが入らない状態で部品同士が擦れあって欠けやすくなるという事らしいです
メーカー曰く、これは殆どの船外機が同じ機構だそうです(本当かどうかは知りません)
なのでこれについては、どのメーカーでも起こり得るトラブルだとか
※.ただし、HONDAのBF2は自動遠心クラッチの為、例外だと思われます
ということで、改めて注意点として(基本的な事だと思いますが)
・アイドリング時の回転数はなるべく抑えた状態に調節しておきましょう。
(使用しているうちに変わってくるので、まめにチェックが必要です)
・クラッチを入れるときは、素早く確実にレバーを入れるようにしましょう。
またエンジンを吹かした状態でクラッチを入れるのは問題外だそうですw
以上でした!